17/2/22(水)、御茶ノ水駅にある明治大学内で行われたママ向け就活イベントに参加しました。

託児付きという言葉に惹かれ、社会との接点を持ちたくて気軽な気持ちで参加してみたのですが、いろいろな収穫物があり。

体験レポートです。

ママ向け就活イベント

参加したのはママのための就活応援イベント「もう一度はたらく」を始めよう!

ママ向けイベント

子連れ出勤のイメージがあったサイボウズが参加企業に書いてあったのが、私にとっては大きなポイント。

一度話を聞いてみたかったんですよね。金沢に住んでいるときにこんな会社があると知り、東京は進んでいるな〜〜〜と夫婦で感心していたもので。

加えて託児の用意があるなら、久しぶりにゆっくり大人の会話ができるじゃないか!と。

ママ向け就活イベントの託児内容

イベント案内に、託児の詳細がありました。

◆お子様連れの参加について
お子様連れでのプログラム参加は可能です。
※託児について
・無料でご利用いただけます。
・保育人数5名程度 (時間帯によって、保育人数は変動が予想されますので、イベント当日空き状況をご確認の上、託児エリアで直接お申込みください。)
・おむつ交換台や授乳スペースは託児エリア横にございます。
・生後58日以上~未就学児のお子様のお預かりが可能です。
・託児の受付は9:30からとなります。
プログラム終了後の16:30まで託児可能です。

保育人数5名じゃ、あっという間に枠が埋まっちゃうだろうなぁ、というのがこれを見たときの率直な感想。

そこで、託児受付開始の9時半を目指して家を出ることにしました。

もちろん子どもと一緒に出かけるのだから、予定通りに家を出られる、なんてことはなく。

会場に到着したのは9時45分。それでも、託児は1番乗りでした。

託児サービスを行っていたのは参加企業でもあるポピンズ。女性3人での託児でした。

子どもを預け、荷物を渡し、書類を記入し、子供のことについて少しだけ情報共有しました。

託児の時間は2時間だそうで11時50分にお迎えに来るように言われ、その後は久しぶりのフリータイム♪

ゆっくり企業ブースで会社説明を聞くことができました。

ママ向け就活イベントの内容、感想

託児後、お昼も挟んで午後も会場に残っていろんな企業の話やトークセッションを聞きました。

純粋に面白かったです。子どもに関係のない会話を真剣にするのが刺激的でした。

複数のブースを回ってわかったのは、ママ向けと言ってもスタンスは企業によって様々。

時短勤務や週3日からの勤務ができますよ、という労働条件を売りにしているところもあれば

女性の割合が高いことを売りにしている企業があり、

ママ向けのサービスを提供している企業もあれば

ママ向けの求人情報を持っている企業が情報登録してほしくて参加していたり。

個人的には、時短・週2,3日勤務可能な会社の集まりを想像していたので、フルタイム勤務を求める企業さんも結構あったのが驚きでした。

私みたいな未就園児(未就学児)のママではなく、小学生や中学生のお子さんをお持ちのママをターゲットにした企業も多かったんです。

子育てに専念していてブランクが長いけれど、子どもがある程度大きくなったのでフルタイム勤務も可能です、というママの背中を押すようなね。

なので、私がフィットするような企業はそこまで多くありませんでした。

他に感じたことは、特別なスキルや10年程度のキャリアがないと就活は厳しそうだな、ということ。

IT系のスキルや会計関連資格。長年の営業やマネジメントの経験などを求める企業が多かったです。

一般事務やあまり専門知識を必要としない業務は、派遣やパート・アルバイトの情報サイトの方が充実しているでしょう。

昔はバリバリ働いていたけど、子どもが生まれてキャリアを諦めてしまったのよね、、、というママを応援する企画のようでした。

心に残ったのは、産休・育休を取った後に職場復帰したけれど、どうしても育児と家事と仕事の両立ができず、復帰後10ヶ月で退職したままの話。

企業ブースではなく、現役ワーキングマザーが5人登壇するトークセッションに出ていたIT業界の女性の話なのですが、

本当は仕事を続けたかった。
でも、どうしても全てがうまく回らず、退職という選択をした。
子育てが落ち着き、もう一度復帰しようとしたが、正社員の仕事に就けなかった。
正社員の仕事が見つかるまで就活を粘ることも考えた。
しかし、仕事が見つからないとブランク期間がいたずらに伸びてしまう。
ブランクを短くするために、今は派遣社員で働いている。いずれ、正社員に転職したい。

というお話で。。。

話しぶりから、本当は育休をとったときの仕事を続けたかったけれど、家事育児との両立ができなかった無念さが伝わってきました。悔しかったろうなぁ。

きっと、同じような思いをして仕事を諦めた女性が、他にもたくさんいるのでしょうね。。。

社会とつながりたい現役ママ向けサービス

イベントに参加していた現役ママ向けサービスを提供している団体を紹介します。

NPO法人 Arrow Arrow

Arrow Arrow(アローアロー)という団体のママインターンは興味深かったです。

いきなりフルタイムで社会復帰はハードルが高いので、会社もママもお互いのことを知るためにインターンをしてお見合い期間を作るというもの。

ママには働くイメージができて良いですね。

送迎・託児の安心頼り合い AsMama「子育てシェア」

こういったママ向けイベントには必ずブースのあるイメージ、アズママ

台東区では少ないそうですが、都内では数多く親子向けイベントを開催しているみたいです。

1時間500円で子どもを知り合いに預けるサービスがメイン。

私も登録だけはしていて、アズママでつながっておけば、美容室に行く時間、お互いに子どもを預け合うなんてことも可能になります。

今後積極的に使ってみたいサービス。

セタガヤ庶務部

細切れ時間でも働いて収入を得られるようなシステムのあるセタガヤ庶務部

一度説明会(子連れOK)に行って登録する必要がありますが、その後は在宅でできる文字起こしやデータ入力、モニターなどのお仕事があるそうです。

主にフェイスブックで仕事の情報が流れてきて、やりたい人がやりたい量だけ手を上げて仕事をするんだとか。

子連れで行けるコワーキングスペースも持っていて、和気あいあいとして楽しそうな雰囲気の場所でした。

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