息子が1歳4ヶ月で保活を始めました。

東京23区内なら、妊娠中からするのが当たり前だとか、点数をあげるためにペーパー離婚するだとかという話もリアルに聞いてます。

夫はフルタイム会社員だけれど、私は専業主婦で内定をもらっただけの状態。

しかも、保活開始が3月。(認可も認証も忙しい時期なので見学不可。)

普通に考えて認可保育園入園は1年待って次の年の4月でも、絶対無理なんじゃない?という感じですが、

認証や認可外も含め、情報を調べ見学をしたり、区役所に問い合わせたり、ママ友に教えてもらいながら保活してます。

保活に疲れた

保育園
やって思うのは、とにかく保活は疲れる。面倒くさい。

認可と認証がどう違うのか。申込みはどこにしたら良いのか。

立地的に通える保育園はどこにあるのか。

そもそも、点数って何だ。自分の持ち点はいくらなんだ。

入りやすい保育園と激戦の保育園があるものなのか。

保育ママって何だ。小規模保育って何が違うんだ。

私立か区立かって大事なのか。

区のホームページで調べれば調べるほど増える疑問。

保活のブログを読みあさり、基礎知識がなんとなくついたところで、今度は保育園に片っ端から電話。

見学日程を決め、行き方を調べ、当日は遅刻をしないようにかなり早くから準備。(外出前に限ってうんちするとかよくある話。)

保育園に行ってメモをとりながら話を聞くが、内容をまとめられるのは家に帰ってから。

帰宅したところで、子どもが起きている間はゆっくりまとめる時間なんてない。寝かしつけた後に、見学した保育園の振り返り。

これを繰り返し、優先順位をつけ、書類を作る。

流れを書くのは簡単だけど、やってみてその大変さがわかってきた。とにかく、疲れた。

私の場合、とにかく動いて遊びたい活発な1歳児と共に行う保活。

区役所や保育園で話を聞いている間もじっとしていられるはずもなく、集中して話を聞くこともままならない。

メモを取ろうにも、ペンを奪い取られる。退屈で我慢できなくなれば、反り返って嫌がる。

電話をかけて見学の予約を入れるのだって、随時調べながら電話をかけるのは難しい。寝ている間に電話番号リストを作り、どの順番で電話をかけるか準備。

初めての場所に時間に遅れないように行くのもエネルギーを使うし、子どもにとっては公園や児童館で思い切り身体を動かして遊んでいるであろう時間が、ベビーカーに縛り付けられてただ移動するだけの時間になってしまう。

保活に使う時間と労力は、どこからやってくるのかと言えばこの3つ。

子どもの遊ぶ時間を削るか、家事の時間を削るか、睡眠時間を削るか。

妊娠中に保活するのと、0歳児と保活するのでも、大変さは違うかもしれない。

妊娠中から保活するくらいの人は、産休に入るギリギリまで働いている方もいらっしゃるだろう。

産休に入り、やっとお腹の赤ちゃんのことだけを考えられるようになる。穏やかで待ち遠しい気持ちで出産や産後の準備をし赤ちゃんの誕生に備える。

幸せな期間であるはずなのに、大きなお腹を抱えて、区役所に行ったり保育園巡りをしなければならない。

産後の生活がどんなものになるか想像できない状態で、まだ生まれてもいない我が子の預け先探しに必死になる。もっとゆったり産休生活を楽しめないのだろうか。

出産後、0歳児を抱えて行う保活も、どれだけ大変だろうか。

産後激変する生活環境。慣れない育児。夜中の授乳で常に睡眠不足。ホルモンバランスも乱れているから、精神的にも不安定な状態。

そんな中、毎日のように保育園を見て回る。授乳の時間や睡眠の時間を逆算しながら、出かける準備をする。

赤ちゃんの生活パターンが一定になるまで、決められた時間に決められた場所に行くというのは本当に大変だった記憶がある。

必要に迫られて、保活ママたちは乳児を抱えてなんとか保活をしているのだろうけど、ものすごくエネルギーを使うことだと思う。

やっぱり保活は疲れる。

保活をうまく効率良くやる方法

保活に使うエネルギーを、できるだけ少なくするには、何ができただろうか。

私は保活経験者のママ友に詳しく話を聞けたのが、保活を初めて1ヶ月以上経ったときだった。

同じ台東区内での保活経験は貴重だった。HPやブログを調べるよりも、顔を合わせてリアルな話を聞ける。疑問をその場で解決できる。

保活のコツも私の状況に合わせて教えてもらい、すごく気持ちが楽になった。

第1子の保活をしている人は、できるママ友もやっぱり第1子の人が多く上の学年のママと関わる機会は非常に少ない。

保活をして無事保育園に入園できたママたちは既に働いているので、保活現役生のとの接点はやはりない。

どこかで、保活経験者と、保活現役ママをつなぐ場ができたら良いんじゃないかな、と考えている。

認可保育園の保活に失敗してから

この記事を書いている最中に、保活をしていた同学年のママの声を聞いた。

認可保育園に落ちた。認証保育園も入園連絡はない。

もともとこの点数じゃ無理だろうな、と思っていたけど、申し込みをしているからには、僅かであっても期待していた。

でも、我が子ともう1年一緒に過ごそう。楽しく過ごそう。こんなに毎日成長して、どんどん変わっていくのを間近で見よう。この時期を一緒に過ごせるのは、幸せなことのはず。

そう気持ちを切り替えて、落ちたショックをなんとか消し去って、子どもと過ごせることに感謝しようとしていた時。

4月ぎりぎりになって、電話が入った。

「保育園に空きが出たので、入園できます。」

またここで、心がざわつく。

ホッとする気持ちと、子どもと離れる寂しさ。そして、何を今さらという怒りのようなやるせなさに襲われたと。

これを聞いて、保育園のことで振り回されるママたち、本当に可哀想と思った。

保育園に落ちて、ものすごくがっかりして。仕事はあるのに働けないなんて、ってもどかしい思いをして。でも子どもと過ごせるからと前向きになったところでの入園通知。

保活のあるべき姿ってなんだろう。

保活に疲れたママ、パパたちへ

ここまでお読み下さりありがとうございました。

あなたにお願いがあります。保活をして何が疲れたのか。保活のどこが大変だったのか、教えてほしいのです。

どんなサービスがあればよかったのか、保活がどんな姿であれば、安心して子育てや働き出す準備ができるのか、教えてほしいのです。

今、子育て支援をしたい台東区民メンバーで、区民ができる子育て支援の動きを大きくしています。

保活の問題点がどこにあり、どこを改善すれば少しでも保活疲れのママを減らすことができるのか、みんなで考えています。

行政に頼り、行政が大きく保活の仕組みを変えることも期待しますが、今、保活で苦しんでいるママたちを少しでも救える方法はないか模索しています。

どんな小さなことでも構いません。保活に対する想いや、批判、欲しかったサービスや環境について教えていただけませんか?下のコメント欄にお書きください。

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